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CHUNICHI DESIGN

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享栄幼稚園

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園庭と園舎を立体的に一体化 愛知県名古屋市瑞穂区

園の教育方針「遊びを通して集中力・理解力・表現力・コミュニケーション力・体力を養う」を引継ぎ、より良くするための受け皿として、新園舎をどのように建築という形で表現することが課題になった。
 具体的に、「園児がいかに幼稚園を楽しみながら学べる環境を提供できるか」、「園児同士がいかに関わり合う機会を多く作れるか」、「先生がいかに教育に打ち込みやすい環境を作れるか」を指針とした。
 屋外スロープにより、平坦な園庭ではなく、2階のバルコニー・廊下まで一体化させた多様な空間とし、園児が自由に遊べる園庭とした。園児たちは冒険するかのように園内をめぐり、探求心を育める空間作りを目指した。

  • 竣工

    2019年3月

  • 用途

    幼稚園

  • 構造

    鉄骨造

  • 延面積

    1,646.07㎡

  • 階数

    3階

園庭と屋外スロープ

敷地の南側からの上空写真。
屋外スロープが園庭を囲うように上がっていく。

2階のバルコニーとテラス

屋外スロープを上がった2階のテラス。
夏場は組立式のプールを設置する。上部の日除けネットで紫外線、熱中症予防に配慮している。

ドライミスト

園庭周りの庇端部にドライミストを設置。
夏場の園児の熱中症対策としている。

内部の仕掛け

1階共用部にある水槽組込み収納。水槽を囲んで先生と園児がコミュニケーションをとっている。