STRUCTURAL
DESIGN
構造設計
経済性・安全性・施工性に配慮した建築物を
構造部では、経済性・安全性・施工性に配慮した構造設計を行っています。建物の用途・規模などに応じ、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、木造など様々な構造種別に対応した設計を行います。
中日設計にできること
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また、変化する社会のニーズ、サステナブルな社会の実現に向けて、環境に配慮した構造設計の提案を行います。 -
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また、弊社構造部は、構造設計者9名(内、構造設計一級建築士5名)と他の組織設計事務所と比較しても、多くの構造設計者が社内におります。意匠設計・設備設計と連携し、安心・安全な建物を設計を行う体制を整えております。 -
制振構造は地震の力を制振装置により低減する機構です。一般的に建物各階にその機構を設け、建物への入力地震動の低減を図ります。
どちらの方法も一般的な設計法とは異なり、建設地点で将来起こりうる地震動(地震波)を予測し、その地震動に対して建物が実際にどのような挙動となるかを確認し設計する高度な手法となります。 -
旧耐震基準(昭和56年以前)にて設計された建物は、耐震性が不足している可能性があります。その耐震性がどの程度あるのかを確認する事、また評価の結果、耐震改修が必要かどうか判断するのが耐震診断です。
耐震診断は、図面や現地での調査に基づき、建物保有する耐震性能を数値で評価するものであり、その結果に基づいて耐震化の必要性を確認することになります。 -
Q&A
よくある質問
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建物はどの程度の震度まで耐えられますか。
通常は、「中地震に対して建物が損傷しない、大地震に対して建物が崩壊しない」といった、建築基準法に基づいて、構造設計を行っています。尚、中地震は震度5弱程度、大地震は震度6強程度と言われています。
お客様のご要望により、BCPに配慮した設計として、安全率を割増した設計もご提案しております。 -
木造で建物を建てたいのですが。
大規模建築物の木造については、CLTなどの新しい材料・工法なども踏まえご提案致します。
設計打ち合わせ時に、木造も含めた構造種別ごとの特徴や注意点をご説明させていただき、お客様のご要望に応じた構造設計を行います。
小規模の場合は、クリニックを中心に、在来軸組工法による木造建築物の設計実績が多数あります。 -
耐震診断の費用、診断期間はどの程度になりますか。
費用については、構造図や構造計算書の有無、建物規模及び構造によりお見積もりしております。お問い合わせ頂き、お打合せを行った上で費用を算出致します。
診断の期間については、建物規模によりお見積り時にお伝えいたします。机上調査、現地調査、(図面復元)、耐震診断計算、報告書作成のプロセスを経て、診断結果の提出致します。
参考例として、設計図書があるRC3階建て1,000㎡の病院の場合の診断期間は、3ヶ月程度となります。 -
免震構造の建物を建てたいのですが。
中日設計では、免震構造による構造設計の実績が複数あります。事務所や共同住宅、医療施設などの用途で、高層建築物や内部に設置する機器の被害を低減する目的でご提案し、採用いただいています。