STRUCTURAL
DESIGN

構造設計

経済性・安全性・施工性に配慮した建築物を 構造部では、経済性・安全性・施工性に配慮した構造設計を行っています。建物の用途・規模などに応じ、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、木造など様々な構造種別に対応した設計を行います。
経済性・安全性・施工性に配慮した建築物を

中日設計にできること

  • 構造設計
    構造設計 構造設計とは建物を支える骨組(柱・梁・壁など)や基礎を設計する事です。地震や台風、雪などの外力に対して決められた設計基準により安全性の確認を行います。
    また、変化する社会のニーズ、サステナブルな社会の実現に向けて、環境に配慮した構造設計の提案を行います。
  • 構造監理
    構造監理 中日設計では、担当した構造設計者が構造躯体の現場監理を行っております。現場監理では、杭の施工時、配筋完了時、型枠完了時、鉄骨完成時、鉄骨現場建て方完了時などの工程上重要な場面で、設計図書と相違なく正しい施工が行われているかどうか確認します。また、施工者との打合せにより、より品質の高くなる施工方法についての提案を行っています。
  • お客様のニーズに応える構造提案
    お客様のニーズに応える構造提案 建物の規模や用途、お客様のご要望に応じて、建設コストや施工性、完成後の使われ方などの検討を行います。その上で、鉄骨造や鉄筋コンクリート造、木造などのあらゆる構造種別に柔軟に対応し最適な構造提案を行っています。
    また、弊社構造部は、構造設計者9名(内、構造設計一級建築士5名)と他の組織設計事務所と比較しても、多くの構造設計者が社内におります。意匠設計・設備設計と連携し、安心・安全な建物を設計を行う体制を整えております。
  • 免震・制振設計
    免震・制振設計 免震構造は地震の力を建物へ伝えないようにする構造です。一般的に地下部分にその機構を設け、建物への入力地震動の低減を図ります。これにより地震時の建物の揺れを低減できます。
    制振構造は地震の力を制振装置により低減する機構です。一般的に建物各階にその機構を設け、建物への入力地震動の低減を図ります。
    どちらの方法も一般的な設計法とは異なり、建設地点で将来起こりうる地震動(地震波)を予測し、その地震動に対して建物が実際にどのような挙動となるかを確認し設計する高度な手法となります。
  • 耐震診断
    耐震診断 ストック型社会の実現の為、無駄なスクラップアンドビルドを無くすため、必要に応じて耐震診断を行います。
    旧耐震基準(昭和56年以前)にて設計された建物は、耐震性が不足している可能性があります。その耐震性がどの程度あるのかを確認する事、また評価の結果、耐震改修が必要かどうか判断するのが耐震診断です。
    耐震診断は、図面や現地での調査に基づき、建物保有する耐震性能を数値で評価するものであり、その結果に基づいて耐震化の必要性を確認することになります。
  • 耐震補強設計
    耐震補強設計 耐震診断の結果、耐震性を有していないと判断された場合、耐震性の向上のために、耐震改修を行います。耐震改修には様々な方法があります。用途、コスト、施工方法などを考慮し、適切な補強方法を提案します。また、建物の耐震性の向上のみではなく、建物の長寿命化に必要な他の改修についても他部署と連携をとり、ご提案しております。

Q&A

よくある質問

  • 建物はどの程度の震度まで耐えられますか。

    通常は、「中地震に対して建物が損傷しない、大地震に対して建物が崩壊しない」といった、建築基準法に基づいて、構造設計を行っています。尚、中地震は震度5弱程度、大地震は震度6強程度と言われています。
    お客様のご要望により、BCPに配慮した設計として、安全率を割増した設計もご提案しております。

  • 木造で建物を建てたいのですが。

    大規模建築物の木造については、CLTなどの新しい材料・工法なども踏まえご提案致します。
    設計打ち合わせ時に、木造も含めた構造種別ごとの特徴や注意点をご説明させていただき、お客様のご要望に応じた構造設計を行います。
    小規模の場合は、クリニックを中心に、在来軸組工法による木造建築物の設計実績が多数あります。

  • 耐震診断の費用、診断期間はどの程度になりますか。

    費用については、構造図や構造計算書の有無、建物規模及び構造によりお見積もりしております。お問い合わせ頂き、お打合せを行った上で費用を算出致します。
    診断の期間については、建物規模によりお見積り時にお伝えいたします。机上調査、現地調査、(図面復元)、耐震診断計算、報告書作成のプロセスを経て、診断結果の提出致します。
    参考例として、設計図書があるRC3階建て1,000㎡の病院の場合の診断期間は、3ヶ月程度となります。

  • 免震構造の建物を建てたいのですが。

    中日設計では、免震構造による構造設計の実績が複数あります。事務所や共同住宅、医療施設などの用途で、高層建築物や内部に設置する機器の被害を低減する目的でご提案し、採用いただいています。