STRUCTURAL
DESIGN

構造設計

耐震診断や補強設計により、
既存建物の有効利用を目指して。
構造部では、新築建物の構造設計、免震・制振設計(時刻歴応答解析)などを行っています。また、既存建物の有効利用、長寿命化を目指し、耐震診断や補強設計により耐震改修設計を行っております。
耐震診断や補強設計により、<br />
既存建物の有効利用を目指して。

中日設計にできること

  • 構造設計
    構造設計 構造設計とは建物を支える骨組(柱・梁・壁など)や基礎を設計する事です。地震や台風、雪などの外力に対して決められた設計基準により安全性の確認を行います。コストや用途、施工方法を考慮して設計を行います。お客様とのお打合せにより、設計クライテリアを決定します。
  • 構造監理
    構造監理 中日設計では構造担当者が構造躯体部分の現場監理を行っております。現場監理では設計図書と相違なく、正しい施工が行われている事を確認します。杭の施工時、配筋完了時、型枠完了時、鉄骨完成時、鉄骨現場建て方時など工程上重要な場面で、構造躯体の監理を行っております。
  • 耐震診断
    耐震診断 旧耐震基準(昭和56年以前)にて設計された建物は、耐震性が不足している可能性があります。その耐震性がどの程度あるのかを確認する事、また評価の結果、耐震改修が必要かどうか判断するのが耐震診断です。
    耐震診断は、図面や現地での調査に基づき、建物保有する耐震性能を数値で評価するものであり、その結果に基づいて耐震化の必要性を確認することになります。
  • 耐震補強設計
    耐震補強設計 耐震診断の結果、耐震性を有していないと判断された場合、耐震性の向上のために、耐震改修を行います。耐震改修には様々な方法があります。用途、コスト、施工方法などを考慮し、適切な補強方法を提案します。
  • 免震・制振設計
    免震・制振設計 免震構造は地震の力を建物へ伝えないようにする構造です。一般的に地下部分にその機構を設け、建物への入力地震動の低減を図ります。これにより地震時の建物の揺れを低減できます。
    制振構造は地震の力を制振装置により低減する機構です。一般的に建物各階にその機構を設け、建物への入力地震動の低減を図ります。
    どちらの方法も一般的な設計法とは異なり、建設地点で将来起こりうる地震動(地震波)を予測し、その地震動に対して建物が実際にどのような挙動となるかを確認し設計する高度な手法となります。

Q&A

よくある質問

  • 耐震診断の費用、診断期間はどの程度になりますか

    構造図や構造計算書の有無、建物規模及び構造により費用は変わります。お問い合わせ頂き、お打合せにより費用を算出致します。
    診断の期間は建物規模により異なりますが、机上調査、現地調査、(図面復元)、耐震診断計算、報告書作成のプロセスにて行います。設計図書があるRC3階建て1000㎡の病院の場合で概ね3ヶ月程度となります。

  • 建物はどの程度の震度まで耐えられますか

    建築基準法では中地震に対して建物が損傷しない、大地震に対して建物が崩壊しないとの考え方で設計を行っています。中地震は震度5弱程度、大地震は震度6強程度と言われています。
    お客様のご要望によりBCPに配慮した設計も行っております。

  • 免震構造の建物を建てたいのですが

    大臣認定を受ける免震構造、確認申請のみの免震構造(告示免震)と二種類の設計手法があります。大臣認定を受ける免震構造は、詳細な地盤調査を行い、計画地で生じる地震動を予測し、時刻歴応答解析により設計を行います。告示免震は簡易的な設計によるものとなります。