WORKS
設計事例
地域との融和を目指した新社屋
愛知県大府市
長年地域に根差した企業の事務所ビルの建て替えです。
企業のコーポレートカラーである青色のサインが映えるよう、外壁は白色のALCデザインパネルと落ち着いた色合いのグレー色の金属スパンドレル鋼板で構成しました。
また安定した採光の確保と地域との繋がりを意識して、建物の北側である前面道路に対し連窓サッシを設けています。この連窓サッシと黒色の横ラインを組み合わせ、水平ラインを強調したデザインとしました。
定期的にイベントスペースとして活用することができるように、1階の連窓サッシは部分的に開放が可能になっており、雨や日差しの強い夏はオーニングを広げ、建物前方の開放スペースと一体利用ができるようにしました。この開放スペースで開かれているお店や商品展示に誘われるように、地域の方々がふらっと立ち寄れるような、利用のしやすさと透明感を意識しています。
災害時においては地域の避難場所としての活用にも配慮しており、洪水対策として道路面に対して一階の床レベルを高く設定しています。また、マンホールトイレや太陽光パネル、蓄電池等のBCP対応を行っています。
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竣工
2024年4月
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用途
事務所
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構造
鉄骨造
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延面積
2083.11㎡
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階数
4階