明るく開放的な待合室
待合室は切妻屋根に合わせ勾配天井とし、開放感と明るさを取り込みます。
壁紙や床材はベージュや木目を基調としシンプルにまとめることで、
ドアやイスのアクセントカラーを引き立たせます。
やさしさのあるデザイン
内装は様々な丸みのあるデザインを用いて、柔らかで優しい雰囲気を目指しました。
またカウンター等の家具や壁の角も全て丸めており、お子様が触れても安心です。
カウンター上に設けたベビーコーナーは親御様の会計時に負担を減らします。
遊び心のある室空間
各診察室には部屋毎にイメージカラーを設定し、海の生き物をモチーフにしたサインを計画しました。
わかりやすさや視認性を高めるとともに、お子様の不安を和らげます。
診察の待ち時間に退屈しないよう設けた本棚は室空間のアクセントにもなっています。
待合2室・診察4室の平面プラン
本計画では待合室を2分割しそれぞれに診察室を2室設けています。
受付を中心に横並びで大小二つの待合室を計画することで、
発熱外来の多い小児科において親御様が安心して通院できるよう配慮し、
なおかつ無駄のない効率的なスタッフ動線となるよう計画を行いました。
どちらの待合室、診察室にも同じ機能を持たせることで
感染症の流行時期に合わせて左右を入れ替えるなど、柔軟な運用が可能です。
ポップなランダム窓
道路に面する壁には高低差のある窓を設け、変化のあるデザインとしています。
窓ごとに配色したカラフルなブラインドがナイトシーンを彩ります。