ショールーム・自動車修理工場・事務所等の複数用途を含むトヨタカローラ愛知株式会社の本社ビル移転計画です。
各階を異なる用途とすることでお客様、職員、作業員それぞれの動線分離を図りました。

外観は、メタリックカラーのサッシ・ルーバーにブラックの水平ラインをアクセントとして、堅牢さとシャープな印象を与える外観を創り出しています。
また、下層のショールーム部分を全面ガラス張りとすることで、ショールームへの視認性を確保しながら、上層ファサードがより強調されるデザインとしました。

お客様を迎え入れる1階のショールームは、建物の高さ規制が厳しい中で、天井高さを出来る限り確保しました。内装は、木目とブラックを基調とし、間接照明を随所に取り入れることで、温かみのあるシックな空間としました。
事務所部分にも木目を多く採用し、落ち着きのある空間とするとともに、西日対策のルーバー・食堂に隣接してテラスを設けるなど職員にとって働きやすい・居心地の良い環境を目指しました。