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設計事例

CHUNICHI DESIGN

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総合・専門クリニック

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医療法人偕行会 浄水共立クリニック

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BCP対応の透析クリニック 愛知県豊田市

 豊田市浄水駅北側エリアのベットタウンに建つ、人工透析クリニックである。
ファサードの色彩構成は、近傍の真新しいベットタウンにも自然と溶け込むよう考慮した。
BCPへの対応として、下記の4つの設備を採用した。
 1:「最長約9時間の連続運転可能な自家発電設備の設置」
 2:「受電を2つの変電所からとした2回線受電」
 3:「都市ガスとLPガスの併用」
 4:「透析用の原水に井戸水の活用」
上記の設備対応により、災害等でライフラインが停止しても透析治療を継続可能なクリニックとした。

  • 竣工

    2020年5月

  • 用途

    診療所

  • 構造

    鉄骨造

  • 延面積

    2940.89㎡

  • 階数

    2階

メインファサード

メインファサードは、上段の化粧フレーム・中段のガラスフレーム・下段の庇フレームを同様の流れの3段構成で統一感をもたせて構成した。上段の化粧フレームは外壁面より300mm張り出して奥行き感をもたせた構成とした。下段の庇フレームも2重構成とすることで奥行き感をとり、全体ファサードの一貫性を図った。

BCP対応透析室

透析室の空調は、天井部分に設置したパネルからの熱放射により室内全体の温度をムラなく空調する方式を採用している。(輻射式冷暖房システム)
これにより『空調機からの冷たい/暖かい風が当たらない』、『人の出入があっても温度が変わりにくい』など長時間ベッドで過ごされる患者様に快適な空間としている。
また、感染症対策を行った隔離室を完備した。

末梢動脈疾患(PAD)への治療

足浴による高濃度炭酸泉治療を行う。
炭酸泉をイメージした明るく清潔で水々しい空間を演出した。