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名古屋市営地下鉄トイレ リニューアル工事

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駅のランドマークとして 名古屋市営地下鉄トイレ

人々の暮らしには欠かせないトイレの利用目的は、排泄だけでなく化粧直しのように、身だしなみを整える場として利用するなど様々です。しかし、公共トイレには和式便器のトイレや入口に段差も多く、利用しずらい印象を与えている現状があります。
名古屋市交通局はこのイメージを改善し、誰もが心地よく快適に利用してもらえることを方針に、地下鉄構内における全駅のトイレリニューアルを行っています。今回は2020年から2024年にかけて、その内の計8カ所の計画に携わりました。
各駅ごと文化や伝統などを分析することで駅周辺の玄関口として、タイルの模様や色彩・ルーバーなどで地域性を演出し、その駅のランドマークとなるトイレを目指しました。
例えば「名古屋駅」では名古屋の玄関口であることから、金のしゃちほこを連想させるうろこ模様のタイルを使用し、名古屋らしさを表現しています。

  • 竣工

    2020年~2024年

  • 用途

    トイレ

  • 構造

    鉄筋コンクリート造

地域の特色を表した駅のランドマーク

トイレのアイキャッチとなるエントランスは、各駅ごとに地域の特色を取り入れた意匠としており、
駅のランドマークとなることを目指しました。
「車道駅」では、地域の伝統行事である「天王祭」をテーマとしたデザインとなっており、
お祭りの山車をモチーフにした木目調のグリッドと大幕の曲面をイメージした庇がエントランスを際立たせています。
男性・女性トイレにはそれぞれ色彩の異なるタイルを使用し、メリハリや雰囲気を変えました。
また、プライバシーの観点よりコンコースからトイレ内部へ視線が通らないようにクランクした動線計画としました。

「名古屋駅」と「大曽根駅」のトイレエントランスは地域の特色をタイルで表現しています。

 

充実した設備スペース

利用頻度から設備やブースの数を見直し、ブースのサイズや手洗い器具等の間隔・スペースを充実させたプランとしました。
小便器のエリアは仕切りを設けることで、プライバシーに配慮した計画としています。
また、バリアフリートイレの混雑を緩和するため、ベビーチェア・幼児用おむつ交換台を用意した広めの個室ブースを設置しました。

気配りみえるパウダーコーナー

混雑の緩和を狙い、洗面コーナーとは別にパウダーコーナーを設置しました。
このパウダーコーナーには、隣合う人との視線への配慮や破損時のメンテナンス性を考慮し、個別鏡を採用しています。
また、大きな荷物が鏡の妨げとならないよう、2段の棚を設けました。
姿見は外部からの視線が通らず、利用動線の妨げにならない位置に配置しています。

汎用性の高いバリアフリートイレ

様々な人が利用できるよう幼児用おむつ交換台やオストメイト用設備を設置したバリアフリートイレとしました。
改修前のデッドスペースを無くすことで、器具を設置する空間を確保しながら
車椅子利用者に必要な空間を十分に確保した計画としました。

バリアフリー化の実現

ライニングの奥行を広く確保することで壁内に配管スペースを設け、
段差の原因となっていた床配管の為に嵩上げされたコンクリートを撤去し、フラットなトイレ空間を実現しました。
また、奥行のあるライニングには大きなカバンも置ける荷置き台として、
様々な人が利用する駅のトイレにふさわしい機能性を持たせました。