WORKS
設計事例
車需要が高い郊外都市で長年にわたり愛されてきた店舗の建て替え計画です。
計画地は面積が約1,650㎡、間口が約25mと非常に限られたスペースと厳しい条件の中、ショールーム・整備工場・スロープ付き屋上車両置場を擁するフルスペック店舗です。
従来の「広い敷地を活かしたゆとりある郊外型店舗」とは一味違う、「コンパクトな敷地を最大限活用した筋肉質で無駄のない店舗」として生まれ変わりました。
前面道路は交通量が多く、他の自動車販売店が建ち並ぶ中、店舗としての視認性やランドマーク性を確保することが非常に大きなテーマでした。
そのため、ファサードには南北に伸びる庇や帯状のサインを配置することで狭い間口ながらも水平ラインの効いた存在感のあるデザインとしました。
それらに加え袖壁やルーバー等によって建物の出幅にメリハリをつけるとともに、1階ショールームの三面をカーテンウォールとすることで周囲の目を引く抜け感や奥行感を演出しました。
また、シンボルカラーであるグリーンとビビットカラーの明るい木目をより一層際立たせるため、外装色はグレーとホワイトのモノトーンでシンプルに仕上げました。
ショールームのインテリアはシンプルな白を基調とし、家具やカウンターに優しい木目調を用いるとともに、受付の上部や床材等のさまざまな箇所にシンボルカラーのグリーンを取り入れました。
白と木目、グリーンのカラースキームにより、ご来店いただいたお客様にリラックスしてお過ごしいただける柔らかな雰囲気作り出しました。
ショールームの奥に配置した整備工場はコンパクトながらも機能性・安全性に優れた計画としており、スタッフの皆様が安心・安全に作業できるよう清潔感があり視認性の高いデザインとしました。
さらに自動車から建物へ給電できる充放電設備(V2X)や太陽光発電装置も備えることで、災害時の対応も視野に入れたハイスペック店舗として新たなスタートを迎えました。
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竣工
2025年12月
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用途
自動車ショールーム、自動車修理工場
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構造
鉄骨造
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延面積
1183.69㎡
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階数
2階