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CHUNICHI DESIGN

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自然をとりこむ、自然にとけこむ 三重県熊野市

人は人を癒すことができる。
自然は人を癒すことができる。
人が思いを込めて創る建築は人を癒すことができる。
自然をとりこみ、自然にとけこむ、そのような建築であれば患者様に最良な癒しの空間を提供できる。

そのような思いから、この建物はつくられています。
シンボリックなファサードデザインは、熊野の山々をイメージし、先進的なデザインと熊野の景観との融合を図りました。
また、その形状が織りなす空間からは熊野の景色を望むことが出来ます。季節を感じ、人間の五感を刺激出来ればと考えました。
自然にとけこむシンボル、自然の力によるヒーリングを目指した建築です。



  • 竣工

    2022年4月(1期工事)

  • 用途

    病院

  • 構造

    鉄骨造

  • 延面積

    6263.30㎡

  • 階数

    4+PH階

シンボリックなファサードデザイン

熊野の山々をイメージしたファサードデザイン。

 

木の温もりを感じさせるディティール

熊野市は有数の森林地域で杉やヒノキの林業が昔から盛んです。
メンテナンス性を優先させるために、イミテーション素材を採用しました。

 

流線形が特徴的なファサード

緩やかな曲線が、患者様の緊張も和らげてくれます。

 

ナチュラルカラーとアクセントカラー

ナチュラルカラーの外来スペースです。
やさしくて柔らかい印象です。水色のアクセントカラーが空間を引き締めています。

中庭を囲む待合スペース

緑が望める待合スペースです。

 

1床室・4床室

病室には大きな窓があり、どこの病室からも熊野の自然が望めます。
病室の種類によってテーマカラーが異なります。

特別室

一般病室より落ち着きのある設えです。
落ち着いた療養生活を送って頂く事が出来ます。

病棟エリアカラー

病棟は南・東・西エリアにゾーン分けされています。
病院からの見た方角に合わせて、南:太陽、東:海、西:山をエリアカラーに設定し、患者様、スタッフ様に分かりやすい色彩計画としました。

 

デイルーム

各エリアごとにデイルームがあります。
大きな窓からは熊野の自然を存分に感じて頂く事が出来ます。
また、小上がりスペースのあるデイルームも用意しました。

わかりやすいサイン計画

病棟に種類によって、サインの形状が異なります。
認知症の患者様が多いフロアでは、「大きく、分かりやすく」を意識しました。