計画地の北側は小高い山林となっており、南側は国道と市道の角地に面した敷地です。
交通量の多い国道沿いには、カーディーラーおよび大規模店舗が点在しており、他店との差別化を図るために角地を活かしたインパクトのある建物となるよう配慮しています。

角地の形状に合わせた外壁およびサイン、部分的に照明が内蔵されたルーバーをランダムに配置することによって、昼夜ともに存在感のあるデザインを目指しました。
また山林に面した北側を整備工場とし、交通量の少ない市道からアクセスできるよう配置計画をしています。

ショールーム、納車コーナーのインテリアはモノトーンの色使いで、すっきりとした印象になっています。女子トイレに隣接するパウダーコーナーは別室として計画しています。

整備工場は馬小屋形式とし、天井が高い空間の中で、温冷風の到達距離が長く、また広範囲に空調可能なノズル式空調システムを採用しています。