WORKS
設計事例
安心感と品格のある表情を持つ施設
愛知県稲沢市
本施設は「稲沢市医師会館・休日急病診療所」と「訪問看護ステーション」の2棟で構成されています。
大きさや素材感の異なる複数のボリュームを組み合わせることで、メリハリの効いた存在感のある建物を目指しました。
低層ファサードは、雁行させた外壁を木目調タイルとホワイト系の仕上を使い分けることで、アプローチする方向に応じて異なる表情を見せるデザインとしました。
2階のボリュームは、外壁面や軒先のラインを揃えることで、連続性・統一感を与え、2棟のつながりを表現しました。
壁面を多く持つ外観ですが、吹抜けには大きな開口部を設け、明るく開放的な内部空間を作りました。
また、医師会館の2階の白い外壁は、吹抜に面する大きな開口部への外部からの視線を遮る機能も備えており、利用者のプライバシーに配慮した計画としました。
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竣工
2021年9月
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用途
診療所/事務所
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構造
鉄骨造
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延面積
医師会館・診療所:684.47㎡ 訪問看護:106.39㎡
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階数
医師会館・診療所:2階 訪問看護:1階