約84mの間口を持つ本計画の敷地において、多種多様な自動車をどのように展示し、敷地条件をどのように有効活用できるかといった課題に対して検討を行った計画です。
県道を走る車に対し十分アピールできるよう、ショールーム、新車展示とUcar展示の屋外展示を間口いっぱいに並べる構成としました。そして、それら全てを建物のフレームで囲うことで広い間口を最大限に生かしたデザインを目指しました。フレームには屋根もかけることで、ショールームから屋外展示まで、一体化した空間を演出しております。
内部のショールーム空間は、シンボルツリーを中心に、温かみのある木目の色味や空間構成が広がるようなコンセプトを持って内装や家具等を計画しました。
トイレは性別に関係なく気軽に使用できるように、一般の洋式便器に加え、子供用の小便器と大便器を設置した、オールジェンダートイレとしました。