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設計事例

病院

偕行会城西病院

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地域の幅広いニーズに応える総合的な医療 名古屋市中村区

【2012年5月竣工時】
元は昭和11年(1936年)8月に名古屋市立大学病院の分院として設立された城西病院を
平成23年(2011年)4月より医療法人偕行会が継承し、偕行会城西病院として建替えたプロジェクトである。

元の城西病院を引き継ぐ医療福祉ゾーンのシンボルにふさわしいデザインとし、
エントランスホールはガラス張りの吹抜けとして明るく開放的なイメージの建物とした。

将来の増築可能なスペースを用意し、また、手術・ICU部門の拡張スペースも設けている。
間仕切りは乾式工法で、将来のレイアウト変更を容易に計画した。

患者さま本位の病院として、明るくゆったりとした共用スペースと地域住民も利用できるレストラン・売店を設けている。
また、病室を「1人床・2人床」で構成し、プライバシーに配慮した計画としている。

【2021年9月増築改修工事時】
SPECT(スペクト)検査室を既設病院内に設置(改修工事)
 主に、「認知症の診断」「パーキンソン症候群の診断」「脳血流の測定」を
 検査の目的としている。

透析室の増設(将来的に長時間透析(オーバーナイト透析)を想定した増設)
 空調は、天井部分に設置したパネルからの熱放射により、
 室内全体の温度をムラなく空調する方式を採用している。(輻射式冷暖房システム)

敷地内に薬局棟の増築
 既設病院と同敷地内への増築により、
 患者様の動線と既設病院との景観の調和に配慮した。

  • 竣工

    本体病院  :2012年5月         増築改修工事:2021年9月

  • 用途

    病院

  • 構造

    鉄骨造

  • 延面積

    10,740.10㎡

  • 階数

    5階

  • 備考

    照明学会東海支部平成24年度優秀施設 東海支部長奨励賞 受賞